佐倉市公益活動団体 アニマルセーブ
ご挨拶
私達が何故 「アニマルセーブ」を立ち上げるに至ったかを少しお話させて下さい。
15年間家族同然と過ごして来たラブラドールリトリバーの愛犬ボリスが永眠しました。
横浜の知り合いから幼犬だったボリスを譲り受けた日から私の生活は一変しました。
当時の私はある事で思い悩む日々を過ごしました。
それは自分ではどうする事も出来ない問題で受け入れる事でしか乗り切れないような事でした。
ですがボリスが家族の一員になった日からその悩みも徐々ですが晴れていきました。
私の心はボリスのおかげで軽くなって行きました。
それから私とボリスの共に過ごす日々はゆっくりと過ぎていき様々な思い出を沢山ボリスから貰いました。正直楽しい事ばかりではなかったような気もしています。
しつけが思うように身に付かないボリスに苛立つ事もありました。
具合が悪ければ動物病院に連れて行きボリスの体調に一喜一憂してみたり。
診察代を支払い財布の中身を圧迫され自分の事を犠牲にしなければならない事もしばしばありました。
その反面ボリスからは…
本当に沢山の幸せを貰いました…
沢山の大切な事を教えて貰いました…
ボリスは晩年 体が不自由になり自分でトイレに行けず決まった時間にボリスを抱えて用を足してあげる必要がありましたが不自由をしいられるボリスの気持ちを考えたらまったく苦には感じませんでした…
こうしてボリスは15年間という年月の間に私や両親、妹にいろんな事を教えてくれて…
最期にボリスから"命"の大切さを教わりボリスは旅立って行きました…
命を面倒みる大変さがあるからこそ そこに幸せは存在するのだと私は感じております。
動物を家族の一員に迎えるにはそれ相応の覚悟が必要だと私は考えます。
その覚悟を持たざる者はペットを飼う資格に欠けると思います。
そんな人達の犠牲になってしまう動物達を少しでも多く救いたい気持ちがアニマルセーブ立ち上げの動機にあります。
また同時にこれからそんな犠牲を出させない為の活動も平行してやらなければと考えています。
ネットTV番組のサクラフレッシュTVさんの全面協力のもと里親探しの譲渡会や有識者を招いた講演会。
メッセージ動画を制作して広く動物達の命の大切さに気付いてもらったりチャリティーイベントを開催したりと出来る限り支持してくださる皆様の参加が可能な事で皆様と一緒に動物達に悲劇のない世界をつくりあげて行ければと思う次第であります。
私1人では何の力も持ちませんし…
何も達成できる事などありません…
皆様1人1人の動物達を愛する慈愛の心が動物達に悲劇のない世界を与えてくれるのだと私は信じます…
どうか皆様…
皆様のお力添えをアニマルセーブに宜しくお願い致します。
共に動物達に悲劇のない世界を実現していきましょう。
佐倉市公益活動団体 アニマルセーブ